「ジェネリック医薬品って?」
ジェネリック医薬品って知ってますか?
もう結構前から使われてるし、今では病院や薬局でもジェネリック医薬品選べたりするから、
知ってる人って多いかと思うのですが、あらためて。
もともと、お薬の開発ってものすーっごくたくさんのお金と時間がかかるんだそうです。
試験もしなくちゃいけないし、審査したり、申請したり、とにかく手間もかかります。
そのうえでお薬として認められなくちゃ、市場には出せないんですよね。
だから、お薬って高いんです。
だけど、ジェネリック医薬品は、既にあるお薬のなかで、
「これ」って選んで、研究したり試験をしたり。
つまり、開発にそれほど時間やコストがかからなくてすむんです。
(とはいえ、数年はかかるらしいんですけどね)
なので、その分お薬ができたとき、値段も安くて済むんですよー♪
価格を決めるときにもきまりがあって、原則はもともとのお薬の7割なんだとか。
とはいえ、安かったとしても、品質に心配とかはないそうです。
ジェネリック医薬品として認められるからには、
もとのお薬と同じ効き目がなくちゃいけないし、
そのためにしっかり厳しい基準がつくられています。
つまり、ジェネリック医薬品をひとことでいうと、
「もともとあるお薬と同じ効果で、安い」
っていうこと。
ただ、もともとあるお薬を製薬メーカーさんとかかな?
その人達が見て、どれを開発するかを決めて、それから作ることになります。
(なので、どんな種類のお薬でもジェネリックがあるっていうわけじゃないんです)
また、もともとあるお薬の特許が満了してから発売になるので、
ある程度時間が経ってから出回ることになるんですよね。
なので、出てすぐのおくすりでジェネリック、というのは無理。
だけど、でてからしばらくたっているものなら、ジェネリックがある可能性もあるんです。